無線局免許取得

パラオでの無線免許は、自国でのライセンスを元に発行されます。パラオ政府の該当部署に、自国ライセンスの英文コピーとパスポートコピー、申請書を郵送で送り、発行してもらいます。現在の免許発給事務処理日数は30日程度です。申請受付が終了してライセンスが発行されると、メール添付でPDFファイルの免許状が送られてきます。このPDFを印刷したものが正規の免許状になります。免許期間は発行日から1年です。

現在、免許担当の方が大変忙しいこともあり、申請する方は余裕を持って早め(QRV予定の2ヶ月以上前)の申請をお勧めします。

※2022年12月から、パラオ政府の規則変更に伴い新料金となりました。

 全ての申請に、申請手数料(Processing Fee)が必要です。(基本料金のようなもの)

  新規申請の場合の手数料は、20ドルです。

  継続申請の場合の手数料は、10ドルです。

 

<新規申請>

● 通常のコールサインで良い場合(T88**の、いわゆるシーケンシャルコールが割り当てられる) $20
  (空いているコールサインから割り当てられます)
  手数料との合計で、 $40 となります。

● コールサインを希望する場合(T88**の、バニティコール) $50 (空いていれば免許される)
  手数料との合計で、 $70 となります。

● スペシャル・コール(T8**等の1x2コールを希望する場合       $50
  (T88のコールを持っている必要がありますが、T88コールのサフィックスに関係なく、空いていれば、

   好きなサフィックスが貰えます。⇒T8**を貰う予定ならば、T88**は安いシーケンシャルを貰った方が

   得になります) スペシャルコールを取得するには最低 $100 必要です。 

<継続申請>

T88**のコールの免許の継続申請 $20/年  (普通の免許の有効期間は1年間)

   手数料と合わせると $30 となります。 

  (継続申請は5年まで出来、この場合は $100+$10 で$110となります。 

注)T8**等のスペシャル・コールは、滞在期間限定のテンポラリ免許ですので継続申請は出来ません。前と同じコールサインを申請する場合であっても新規申請扱いとなります。 

申請方法はお問い合わせ下さい。詳しくお伝え致します。

申請は、記録付きの郵送便をお勧めします。到着しない場合もあり得ますので、発送後二週間したら、問い合わせメールを送ることをお勧めします。(クラブから問い合わせを行うことも可能です) 返信料は不要です。

なお、コールサインの割り当て状況は、QRZ.COM等を参考にしてください。

CQ誌2019年3月号に、パラオでの免許取得の実際を紹介する記事が載っております。